2-2 特別養護老人ホーム 光富士白苑(受入事業所事例)

更新日:2022年06月13日

介護助手受入事業所事例vol.2

介護助手受入事業所事例vol.2
年齢・性別 70歳代・女性
介護経験・資格 ヘルパー2級
勤務開始 令和4年3月
勤務日数・時間 週2回・4時間(9時~13時)
仕事内容 ベッドメイク、利用者のお部屋の掃除・モップ掛け、タオル畳み など。
介護助手受入事業所写真

導入経緯

令和3年度から光市が新たに「介護助手普及推進事業」を実施されるにあたり、事業所を対象とした説明会が開催され、そこに参加して介護助手についての認識や理解を深めることができたので、導入を検討することとしました。

当施設では、利用者のお体に触れる直接的な身体介護の他にも、シーツ交換や清掃、洗濯、衣替え時期のタンス整理などさまざまな業務があるため、これらの周辺業務を介護助手に担当していただくことで、介護職員の負担軽減などを図っていきたいと考えました。

受入準備

まずは、介護助手に、いつ、何を、どれくらいやってもらうのか、業務を整理しました。そのうえで、施設職員に介護助手の業務内容(身体介護は行わないこと など。)を説明し、共有を図りました。

受入による効果

こちらの期待以上に活躍されています。シーツ交換ひとつ取ってみても、職員が1日がかりでやっていたところを、介護助手にやっていただいてとても助かっています。仕事ぶりも丁寧かつスピーディーで、現場からは勤務日数をもっと増やしてほしい、などの声も聞こえてきます。

職員も介護助手の業務内容や役割などを共有できているので、お互いに円滑に働けていると思います。利用者ともあいさつや声かけなどコミュニケーションをとりながら、良好な関係を築いていただいています。

現在、介護助手1名なので、複数のユニットを週ごとに移動して入っていただいているのですが、可能であればユニットごとに介護助手を配置できたらと思っているので、他にも希望者がいらっしゃったら、積極的に検討していきたいと思っています。

介護助手の導入を検討している事業所へのアドバイス

まずは、介護助手に何をやっていただくかを整理することから始まると思います。

そして、勤務形態や業務内容など、介護助手と事業所がお互いに無理のないように、できること・やってほしいことを共有・合意できることが重要です。ときには、介護助手の希望する時間帯等に応じて、事業所側がそれに合った業務を見出すことが必要な場合もあるかもしれません。いずれにしても、相談や調整をしながら、双方がマッチングできることが大切です。

特別養護老人ホームをはじめ、介護施設や事業所では身体介護以外にもたくさんの業務があると思いますが、一般の方には「介護施設だから身体介護」というイメージが強く、それ以外の業務があることをあまりご存知ないと思います。その点で、光市の「介護助手普及推進事業」を通じて、市民の皆さんに「介護助手」という働き方や業務内容などを知っていただけるのではないかと思います。この事業では「お仕事体験」への補助制度もあります。介護助手を希望している方や初めて受入れる事業所では、「お仕事体験」をすることで、ミスマッチも少なく、お互いに安心して始めることができると思います。

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この記事に関するお問い合わせ先

福祉保健部 高齢者支援課 介護保険係
住所:〒743-0011 光市光井二丁目2番1号
電話番号:0833-74-3003

メールアドレス:koureisyasien@city.hikari.lg.jp