1-2 地域密着型特別養護老人ホーム ひいらぎ(受入事業所事例)

更新日:2022年06月13日

介護助手受入事業所事例vol.1

 介護助手受入事業所事例vol.1
年齢・性別 70歳代・女性
介護経験・資格 なし
勤務開始 令和3年12月
勤務日数・時間 週3回・3時間(7時~10時)
仕事内容 ベッドメイク、掃除(利用者のお部屋、キッチンまわり、食後のテーブル)、配膳の手伝い、食事の片づけ、コップ洗い など。

 

介護助手受入事業所写真1

導入経緯

法人内の他事業所で介護助手の導入実績があったため、「ひいらぎ」でも介護職員のサポートや、普段手の行き届かない事業所内の手入れや清掃などを介護助手に担っていただくことで、介護職員の負担軽減やサービス向上につなげたいと考えました。

受入準備

法人としての実績はありましたが、「ひいらぎ」では初めてだったので、介護助手の役割や勤務形態などを職員に周知し、現場リーダーを中心に共有を図りました。介護助手には無理なく働いていただくことが大前提であるため、身体介護は行わないことや、私たち介護職員のサポート役として周辺業務を行うことが主な役割であることをしっかりと説明しました。

受入による効果

介護職員からは、シーツ交換やコップ洗いなど細々とした業務を介護助手に担当していただけるおかげで利用者やその家族と関わる時間が増えた、負担軽減につながっている、などの声を聞いています。

利用者へのお茶出しの際など、介護助手が笑顔で接してくださることもあって、利用者の笑顔が増えたようにも思います。

介護助手本人は、慣れるまで少し大変なところもあったようでしたが、職員とコミュニケーションを取りながらやっていくうちに、徐々に仕事にも職場にも慣れてこられました。

「ひいらぎ」として初めての受入れでしたが、介護助手の重要性を実感したので、今後、別フロアや別の曜日・時間帯での受入れについても前向きに考えていきたいと思っています。

介護助手の導入を検討している事業所へのアドバイス

まずは、事業所内で介護助手についての認識や理解を深めて、介護助手を受け入れる風土や環境を作っていくことが大切だと思います。

そのうえで、各事業所で介護助手にお願いしたい業務を整理することが重要です。「ひいらぎ」では、ベッドメイクや掃除などをお願いしていますが、洗濯や草木の手入れなどをお願いしたい事業所もあるでしょうし、まずは介護助手に何を担当してもらいたいか、しっかりと整理しておくことがポイントです。その際、介護助手と介護職員の業務を混同しないように、お互いの役割分担を明確にしておくことも重要です。

介護助手の働き方や勤務形態などは、個々の事情や希望に応じて無理のない範囲で働けるよう、介護助手本人と相談しながら、介護助手と事業所のニーズがマッチできることもポイントになります。光市の補助制度を活用して、実際に勤務を始める前に「お仕事体験」をすることで、ミスマッチを回避することができ、介護助手・事業所の双方が安心してスタートすることができると思います。

他の事業所でもぜひチャレンジしていただけたらと思います。

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この記事に関するお問い合わせ先

福祉保健部 高齢者支援課 介護保険係
住所:〒743-0011 光市光井二丁目2番1号
電話番号:0833-74-3003

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