あなたも”ゲートキーパー”になりませんか
光市では令和2年3月に「光市自殺対策計画」を策定しており、自殺死亡率を30%以上減少させ、9.2以下となること、さらにゲートキーパー研修の受講者の増加を数値目標として掲げています。
悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤独・孤立」を防ぎ、支援することが重要です。1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無に関わらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。
ゲートキーパー(命の門番)とは
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。特別な資格は必要ありません。
ゲートキーパーの4つの役割
気づき・声かけ:家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
傾聴:本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
つなぎ:早めに専門家に相談するように促す
見守り:温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
気づき・声かけ:家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
眠れない、食欲がない、口数が少なくなった等、「いつもと違う」様子がみられたら、声をかけてみましょう。
声かけの例・・・
○眠れてる?(2週間以上つづく不眠はうつのサイン)
○どうしたの?なんだか辛そうだけど…
○なんか元気ないけど、大丈夫?
傾聴:本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
○まずは、話せる環境をつくる。
○心配していることを伝える。
○悩みを真剣な態度で受け止める。
○相手の感情を否定しない。(責めたり、安易に励ましたり、相手の考えを否定することは避けましょう。)
つなぎ:早めに専門家に相談するよう促す
○具体的な相談先を示す。
○一方的に押し付けない。
○本人の理解や承認を得たうえですすめる。
相談先一覧(自殺対策計画概要版リーフレット) (PDFファイル: 1.8MB)
見守り:温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
相談窓口につないだ後も、必要があればまた相談に乗ることを伝え、温かく見守りましょう。
悩みを抱える方にとって、自分のことを気にかけてくれるゲートキーパーの存在が、大きな支えとなります。
ゲートキーパー養成出前講座
光市健康増進課では、誰もがこころのサポーターとしてゲートキーパーになれるよう、自殺の現状や悩んでいる人にどう気づき、どう関わるかについての出前講座を実施しています。
詳細は、健康増進課までお問い合わせください。
動画で学ぶ「ゲートキーパー」
ゲートキーパーには資格は必要ありませんが、悩みを抱える人を適切に支援するための知識やゲートキーパーの皆さんそれぞれの立場での役割などを知っていただく研修内容を動画及びテキストにまとめています。(厚生労働省作成)
ぜひ、周囲の人を守る取り組みとしてご活用ください。
この記事に関するお問い合わせ先
福祉保健部 健康増進課 健康増進係
住所:〒743-0011 光市光井二丁目2番1号
電話番号:0833-74-3007
メールアドレス:kenkouzoushin@city.hikari.lg.jp
更新日:2022年02月16日