コロナ禍における障害のある人への配慮について

更新日:2021年04月26日

今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、新しい生活様式が求められていますが、障害のある人やその家族の中には、障害の特性により、これまでと違った日常生活に不自由を感じている人がいます。

下記の「障害特性等による困りごとなどの例」を参考に、障害のある人やその家族が困っていることを知っていただくとともに、できる範囲での配慮をお願いします。

障害特性等による困りごとなどの例

<知的障害や発達障害がある人の場合>

〇コロナ禍の状況が理解できずに、または、触覚・嗅覚等の感覚過敏といった障害特性により、マスク着用が困難な場合があります。

〇いつもと違う状況が受け入れられず、パニックになる人もいます。

〇表情が見えないこと等に不安を覚え、家族や支援者がマスクをすることを嫌がることがあります。

 

 

 

<視覚障害がある人の場合>

〇歩行時、ガイドヘルパーの肩や肘に触れるなど、密着の状態で移動する必要があります。

〇買物をするときは、商品を触ったり、近づいて確認する必要があります。

〇レジまでの行列で間隔をあけるような場面で、自分の立ち位置や距離感が分からなくなってしまうことがあります。

 

 

 

 

<聴覚障害がある人の場合>

〇相手がマスクを着けていると、表情や口の動きが見えずに、コミュニケーションが難しいことがあります。

〇お店のレジに設置している感染防止のためのビニールカーテンでも相手の表情や口の動きが隠れて見えにくくなることがあります。

 

 

 

 

障害の内容はさまざまであり、状態にも個人差があることから、障害のある人が望む配慮は個々に異なります。共生社会を目指す取り組みとして、山口県は「あいサポート運動」を推進しています。詳しくは、山口県のホームページをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

福祉保健部 福祉総務課 障害福祉係
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電話番号:0833-74-3001

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