ポリファーマシーとお薬手帳の活用について
ポリファーマシーについて
ポリファーマシーとは、複数を意味する「ポリ」、調剤を意味する「ファーマシー」を合わせた造語で、多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。単に服用する薬の数が多いことではありません。
病気の数が増え、受診する医療機関が複数になると、薬が増える原因となります。
高齢者では、使っているくすりが6種類以上になると、副作用を起こす人が増えるというデータもあります。
お薬手帳を活用しましょう
ポリファーマシーを解決するには、ただ処方する薬の数や量を減らせばいいというわけではありません。
薬を処方する医師、調剤をおこなう薬剤師をはじめとした医療にかかわるそれぞれの専門家と情報共有することが重要です。
そのためにも、お薬手帳は1冊にまとめ、受診する際には忘れずに持参をしましょう。
また、かかりつけ薬局を決めて、飲んでいる全ての薬剤の管理をしてもらうことをお勧めします。
更新日:2020年10月05日