2 学ぶ







白砂青松の室積・虹ケ浜両海岸の豊かな自然環境は、ふるさと光を形成する貴重な役割を担っています。ここでは海辺の植物や生態系保全の環境学習について紹介します。
コンテンツ
- 海辺の植物
- ニジガハマギクの定植活動
海辺の植物
ここでは、室積・虹ケ浜両海岸に生息する植物を紹介します。
ケカモノハシ(イネ科カモノハシ属)
多年草で群落を形成して高さ80センチメートルほどになる。同じ属のカモノハシに似ているが、全体に毛が生えているのでケカモノハシといわれる。花期は7月ごろで、穂は円筒形であるが手で2つに割ることができ、カモの口ばしに似ていることが名前の由来とされている。
海岸の浸食や埋め立て等により自然の砂浜が減少してきており、ケカモノハシは瀬戸内海では希少な植物になりつつある。

ハマボウフウ(セリ科ハマボウフウ属)
多年草で、葉は周囲が切れ込んでおり厚くてつやがある。開花は6月ごろで開花後は、ブロッコリーのような実になる。

ハマダイコン(アブラナ科ダイコン属)
ダイコンが野生化したものだが、根は、さほど太くならない。5月ごろ花をつける。

ハマエンドウ(アブラナ科ダイコン属)
葉も花もエンドウに似ており、春に濃い紫色の花を咲かせる。多年草で日本全土に生育し、砂浜の陸側に生える。

ハマゴウ(クマツヅラ科ハマゴウ属)
開花は6月ごろで青紫色の花をつける。背は低いが落葉広葉樹の仲間で、幹は砂の上をはい、枝だけが立ちあがる。葉をちぎると独特の香りがする。

ハマヒルガオ(ヒルガオ科ヒルガオ属)
つる性の多年草で、5月ごろアサガオのような淡紅色の丸い花をつける。葉は厚くてつやがありテカテカしている。

ハマナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)
多年草で茎は50センチメートルほどになり、茎の下部は木質化して堅い。葉は厚くて光沢があり、花は紅紫色で6月頃から咲き始め、秋まで次々と花を咲かせる。

ハマオモト(ヒガンバナ科ハマオモト属)
常緑の多年草で40~70センチメートルの帯状で光沢のある葉を広げる。葉の間から50~80センチメートルの太い花茎を出し、夏に芳香のある白い花をつける。ハマユウともいう。

コマツヨイグサ(アカバナ科マツヨイグサ属)
北米原産の帰化植物で、小型のマツヨイグサ。2年草で茎が多数分岐して斜めに立ち、夏に黄色い花を咲かせる。

コウボウムギ(カヤツリグサ科スゲ属)
多年草で5月ごろ花をつける。大きな穂が特徴で葉にはつやがあるが、葉の先端付近はざらつく。

ニジガハマギクの定植活動


概要
浅江小学校の校章にも使われているニジガハマギクをみんなで育て、守っていくため、地域の方の協力により挿し芽、定植活動を行っています。
実施時期
毎年6月頃に挿し芽、10月に定植が行われています。
参加者
浅江小学校児童
協力
潮音寺山里山づくり推進部
関連リンク
- 育てる【保全と創造】
- 学ぶ【環境学習】
- 清らか【環境美化】
- 楽しむ【イベント】
山口県の海水浴場情報サイト

この記事に関するお問い合わせ先
環境市民部 環境政策課 環境政策係
住所:〒743-8501 光市中央六丁目1番1号
電話番号:0833-72-1465
メールアドレス:kankyouseisaku@city.hikari.lg.jp
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更新日:2020年03月02日