全国自然敬愛サミット2014開催報告
光市では新市誕生10周年記念事業として、日本の森・滝・渚全国協議会と共催し、「全国自然敬愛サミット2014」を開催しました。
ご来場の皆さんに自然敬愛の精神や防災・減災について見つめ直す機会にしていただけたなら幸いです。
当日は、多くの方にお越しいただきありがとうございました。
開催日
平成26年8月21日(木曜日)14時15分~16時30分
場所
光市民ホール
内容
開会/会長あいさつ | 日本の森・滝・渚全国協議会 会長 市川 熙 |
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記念講演 | 演題 「忘れない、あの日を ~緑豊かな高田松原の再生をめざして~」 講師 岩手県陸前高田市 戸羽 太市長 |
特別提言 | 日本の森・滝・渚全国協議会 顧問 三島 昭男氏 |
事例発表 | 岡山県真庭市/神庭の滝(滝) 山口県長門市/青海島(渚) 山口県光市/室積・虹ヶ浜海岸松林(森) |
自然敬愛宣言 | 光人形劇協議会のみなさん |
エンディング | 「高田松原再び」/児童合唱団ひかりの皆さん |


会場の様子

会長あいさつ
「国民共有の財産である百選地の美しい自然と豊かな景観を後世に伝えるために自分たちにできること、すべきことを確実に行うこと、そして、本日お集まりの皆様とともに自然敬愛宣言を発信し、私たちが掲げる自然敬愛の精神が、世代や国境を越えて広がっていくことを念願する。」とのあいさつがありました。

記念講演
「私たちの想像を超える、まさに想定外は起こる。復興というと、新しい道や施設、高台が造成されるなど目に見えるものばかりと思われるが、人の心の復興が一番大切である。今後は、ノーマライぜーションの言葉のいらないまちをつくっていきたい。今、被災地が忘れられている、この風化を止められるのは皆さんの記憶だけである。」震災体験や自然再生、防災など心に響く貴重なお話をしていただきました。

基金寄贈式
協議会が高田松原の再生を目指して設置している「震災復興基金」について、現地における松の再生活動にお役立ていただくため、基金の一部を陸前高田市の戸羽市長に寄贈しました。

特別提言
「全国に広げよ自然敬愛宣言と題して、美しい自然を残すため、自然敬愛イコール地球敬愛の認識のもと、世界に誇れる取り組みをすべきである。」との提言がありました。

パネル展
ロビーでは、協議会85会員による全国各地の素晴らしい風景を写真で紹介するパネル展を行いました。

事例発表「岡山県真庭市」
四季折々の姿をありのままに楽しめる「神庭の滝」と、観光や文化の情報発信地としての役割も担う「勝山町並み保存地区」の紹介がありました。

事例発表「山口県長門市」
スケールの大きい自然美術館「青海島」の楽しみ方や、その美しさを保つために地域が一体となって行っている取り組みの紹介がありました。

事例発表「山口県光市」
海浜植物の紹介や、松林や海岸などの自然環境を保つために行っている活動の紹介がありました。

自然敬愛宣言
光人形劇協議会の皆さんの協力により、協議会加入団体による、多くの先人によって育くまれた豊かな自然を守り育て、次世代へと引き継いでいく決意を表した「自然敬愛宣言」を行い、全国に向けて自然敬愛の精神を発信しました。

エンディング「高田松原再び」合唱
児童合唱団ひかりの皆さんによる、陸前高田市の高田松原再生を願って光市から生まれた「高田松原再び」の合唱が行われました。

「高田松原再び」来場者全員で大合唱
最後に、協議会会員や関係者が登壇し、「高田松原再び」大合唱を来場者全員で行いました。
この記事に関するお問い合わせ先
環境市民部 環境政策課 環境政策係
住所:〒743-8501 光市中央六丁目1番1号
電話番号:0833-72-1465
メールアドレス:kankyouseisaku@city.hikari.lg.jp
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更新日:2020年03月02日