避難所における新型コロナウイルス感染症対策と避難について

更新日:2020年06月08日

光市では、「光市避難所開設運営マニュアル」に基づく避難所運営に加え、下記の感染拡大防止対策を実施します。
市民の皆様には、避難所での感染症対策にご協力いただくとともに、ハザードマップ等を活用して、自宅等の災害リスクの把握や避難経路・避難方法の確認などをしておき、災害時には「早めの避難」を心がけてください。

避難について

1. 「避難」とは

命を守るために、安全な場所へ移動することです。
安全な場所にいる場合には、避難所等へ行く必要はありません。

2. 避難のポイント

(1)ハザードマップ等を活用して、災害種別ごとに避難の必要があるか確認しておきましょう。
   各種ハザードマップは下記のリンクから確認できます。
  ・各種ハザードマップ(島田川洪水、高潮、土砂災害、津波、Web版)

(2)状況に合わせた避難行動をとりましょう。
  ・立ち退き避難 : 災害のおそれのない安全な場所へ避難すること。
       《安全な場所》
          市が開設する避難所や親戚、友人の家 など
  ・屋内安全確保 : 災害のない安全な場所にいる場合や避難場所までの移動が危険な場合に、建物内にとどまって安全を確保すること。
       ・垂直避難 : 2階や屋根裏への避難
       ・水平避難 : 崖崩れ等の起こる方向から遠ざかる方向への避難

(3)事前に避難先を検討しましょう。
   自宅以外の場所へ避難する必要がある場合の避難先は、市の開設する避難所だけではありません。
   安全な親戚、友人宅などに避難することも検討してみましょう。

避難所での主な対策

1. 3密(密閉・密集・密接)の回避

(1)十分なスペースの確保
  ・1人あたり4平方メートル程度を確保する。

(2)身体的距離の確保
  ・受付や物資受け渡し時に避難者同士の間隔を2m程度確保する。

(3)専用スペースの確保
  ・妊婦の専用スペースを確保する。

(4)換気の徹底
  ・天候などを考慮しながら、入口や窓等を開放する。

2. 衛生環境の維持

(1)手洗い、手指消毒、咳エチケットなどの徹底
  ・感染症対策に関するポスターを掲示する。
  ・避難所の入口に消毒液を設置する。
  ・原則、マスクを着用する。
   ※急な避難等でマスクを持参していない避難者にマスクを配布する。
  ・受付に飛沫防止用のパーテーションを設置する。

(2)避難所の衛生環境の確保
  ・通路、トイレ、洗面所などは、定期的に清掃する。
  ・物品等は、定期的に、家庭用洗剤を用いて掃除する。

3. 体調管理の徹底

(1)検温等の実施
  ・到着時に検温及び体調チェックを行う。
  ・避難所内では1日3回(朝・昼・夜)の検温及び体調チェックを行う。
   ※非接触式体温計で測定(避難者自身が持参した体温計で測定することも可)

(2)発熱などの症状がある人への対応
  ・発熱などの症状がある人は、専用の避難所への移動をお願いする。
  ・専用の避難所への保健師の配置を実施する。

(3)車中で避難している人への対応
  ・受付をしてもらうとともに、エコノミークラス症候群についての注意喚起等を行う。
  ※避難所の駐車場で車中避難する場合は、必ず受付をしてください。

4. 避難者自身の感染症対策

避難所では集団生活となるため、避難者同士お互いを思いやり、うつらない・うつさないための対策をとりましょう。

(1)自身の体調管理
  ・到着時及び避難生活開始後は、1日3回(朝・昼・夜)の検温を実施する。
  ・発熱などの症状が出た場合は、速やかに、避難所担当職員への申し出を行い、専用の避難所へ移動する。

(2)身体的距離(2m)の確保

(3)基本的な感染症対策(手洗い、手指消毒、咳エチケットなど)の実施

(4)マスク着用の徹底

(5)必要な物(マスク、ウェットティッシュ、体温計など)の持参

 

※ 避難所での感染症対策を実施するにあたり、自主防災組織等の協力が欠かせません。これまでも避難所運営にご協力いただいていますが、引き続きご協力をお願いします。

参考資料

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 防災危機管理課 防災危機管理係
住所:〒743-8501 光市中央六丁目1番1号
電話番号:0833-72-1403

メールアドレス:bousai@city.hikari.lg.jp