口腔機能発達不全症について

更新日:2026年05月26日

おくちぽかん画像

(8020財団ホームページより引用)

18歳未満のこどもにおいて、食べる、飲み込む、話す、呼吸するといった口の機能が年齢相応に発達していない状態を指します。

生まれつきの障害がないにも関わらず、口周りの筋肉の未発達や生活習慣によって引き起こされ、2018年に保険適用の病名として認定されました。

※口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)

安静時や睡眠時に上下の唇が自然に閉じず、常に口が開いてしまう状態のことを表します

 

一般的には「お口ぽかん」と呼ばれます。

口の周りの筋肉の発達が不十分なことが主な原因で、歯並びや全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

口腔機能発達不全症

<主な原因>

〇口唇の筋力不足

唇を閉じるための筋肉(口輪筋など)が弱い。

〇鼻疾患の影響

鼻炎やアレルギー、アデノイド肥大などによる鼻づまりで、無意識に口呼吸が習慣化している。

〇骨格・歯並びの問題

 上顎前突(出っ歯)などにより、構造的に唇が閉じにくい。

 

<身体への影響>

〇口腔内の乾燥

 口の中が乾くことで、むし歯や歯周病、口臭の原因になる。

〇歯並び・噛み合わせの悪化

唇と舌の圧力バランスが崩れ、出っ歯や開咬(前歯が閉じない状態)を引き起こす。

〇感染症リスク

 本来フィルターの役割をする鼻を通らずに空気を吸い込むため、風邪やインフルエンザ等のウイルスに感染しやすくなる。

 

<治療・改善方法>

口唇閉鎖不全は自然に改善しにくいため、小児期からの早期のアプローチが重要です。 

〇口腔筋機能療法

 唇の筋力を鍛えるトレーニングや、舌の正しい位置を覚える訓練。

〇原因疾患の治療

耳鼻咽喉科で診察を受け、鼻づまり等の原因を確認する。

〇生活習慣の改善

 「鼻で呼吸する」ことを意識づける。

 

かかりつけの小児歯科や矯正歯科等へご相談ください。

口腔機能の発達を専門的に評価し、適切なトレーニング等の指導・助言を受けることができます。

 

自宅でできるトレーニングもありますので、以下のホームページ等をご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

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