緑の基本計画とは

「緑の基本計画」は、都市緑地法(昭和48年法律第72号)第4条の規定による「市町村の緑地の保全及び緑化の推進に関する基本計画」として、「光市総合計画」や「都市計画マスタープラン」との整合を図りつつ策定するものです。

都市の緑やオープンスペースは、都市環境の保全や景観形成、また、市民のレクリエーション利用や都市防災など、多くの機能を有していいます。環境保全や安全・安心に対する市民の意識が高まる中、緑を次世代に継承するとともに、自然環境を重視したまちづくりを進めていくことが求められています。

「緑の基本計画」は、まちの緑を本市の大切な資産と捉え、将来あるべき緑の姿や緑地の保全・整備に向けた方向性や都市公園の整備方針を明らかにするとともに、行政と事業者、市民等の役割分担や連携方策を整理し、まちぐるみで緑を守り育てていくことを目的に策定するものです。

「光市総合計画」や「都市計画マスタープラン」の整合に留意しながら、緑のまちづくりに関する理念や将来像、基本方針等を設定します。また、緑地の確保や整備に関する目標水準を明確にします。

緑化の目標に基づき、特性に応じた配置方針や都市公園の整備方針を定めるとともに、緑の保全・活用・整備に関する方針を整理します。

行政と事業者、住民との役割分担や連携方策、推進体制のあり方など、緑豊かなまちづくりに向けて多くの主体が協働で緑豊かなまちづくりを進めていくための方針を整理します。

策定から20年後となる平成44年(2032年)とします。

「緑の基本計画」の策定は平成22年度(2010年度)から23年度(2011年度)までの2年間で「都市計画マスタープラン」と同時に行います。

なお、計画づくりにあたっては、市民協議会の開催やワークショップなど、様々な方法で市民参加の機会を設けることとしています。