2011年11月の「わ」日記

 本年度の山口県幼児教育研究大会を引受け、「つなげよう豊かな心と生きる力」をテーマに掲げて、公開保育やシンポジウムを行いました。シンポジウムでは、事例に基づく様々な意見が交わされ、参加者も熱心に耳を傾けていました。

 文部科学省から委託を受けた「Road to JAPAN 2011 プロジェクト in 山口」が行われ、インドやモンゴルなど東アジアの青年が山口県にやってきました。光市では中学生との交流や工場見学、着物着付体験、ホームステイなどを行い、たくさんの友達と思い出をつくってもらいました。

 周南地域の生産者が自慢のお米を出品し、周南地域で一番おいしいお米を競うコンテストが行われました。私も試食をしましたが、どれも本当においしく、優劣をつけるのがもったいない気がしました。これからも食の安全安心、地産地消の推進を図っていきたいと思います。

 スポーツの秋にちなんで、各地で様々な催しが行われています。それぞれの体力や目的に応じて身体を動かすことで、体力の向上だけでなく、心のリフレッシュも図り、いつまでも健康であり続けることが大切だと感じています。

 郵便局から、光市の観光地をデザインした切手シートが作成、販売されることとなりました。光市の魅力を広く知っていただくための一助となることを願っています。

 消防司令長を務められるなど、永年に渡り消防行政にご貢献をいただいた益田 幸治さんが「瑞宝双光章」を受章されました。おめでとうございます。

 農業委員会委員、人権擁護委員、民生委員児童委員、食生活改善推進員、体育指導委員として永年にわたりご奉仕をいただいた方や市に多額の寄附をされ市政運営に貢献をされた方など、各分野にわたり御功績のあった皆様に市長表彰並びに感謝状を贈りました。これを契機に、今後ますますのご活躍を期待しています。

 全国障害者スポーツ大会「おいでませ！山口大会」で入賞された皆さんが、報告に来てくれました。砲丸投げやフライングディスクなどに出場し、2個の金メダルを含む6個のメダルを獲得されました。選手の皆さんは、すでに次の岐阜大会、東京大会に向けて練習を続けていらっしゃいます。がんばってください。

 光ライオンズクラブの例会に参加し、市政についてお話をさせていただきました。その他にも「市民対話集会」や「市長と気軽にミーティング」など、市民の皆さんと対話をする機会をつくっています。皆さんもぜひご利用ください。

 創業80周年を記念して始められたカンロ飴等の寄附も今年で20回目となりました。寄附された商品は社会福祉施設等にお配りし、毎年多くの皆さんが飴が届くのを楽しみにされています。いよいよ来年は創業100周年の記念の年になります。今後益々のご繁栄を祈念しています。

 これまで隔年開催であった「光潮同窓会関西支部総会」が、会員の皆さんの熱い思いにより、昨年に引き続き開催されました。ふるさと光での高校時代や幼少時の思い出を中心に、時間が足りなくなる程に話が弾みました。ぜひ、来年も開催されることを待ち望んでいます。

 光市総合計画や都市計画マスタープラン等の啓発の一環として「未来の光市」絵画コンクールの表彰式を行いました。応募された作品からは、光市の特徴でもあるきれいな自然を、将来に渡って残していきたいという思いが伝わってきました。

 また、誕生記念植樹には多くの皆さんに参加していただき、わが子の健やかな成長を願って植樹が行われました。

 子どもたちの笑顔と共に、光市の美しい自然を将来に渡って守り、引き継いでいかなければなりません。

「光市認知症を支える会」が中心となり、山口県で初めての徘徊模擬訓練が行われました。徘徊者のわずかな異常行動を見逃すことなく、迅速で適切な対応ができるように訓練を重ねていく必要があると感じました。

 全国市長会社会文教委員会では、国が行おうとしている「子ども・子育て新システム」の検討状況等について説明を受けるとともに、地方自治体の首長として、様々な質問や要望を行いました。新しい国の制度を立案する過程に直接参画できる貴重な会議となりました。

 瀬戸内海の多様な資源を活かした人の流れを創り出し、沿岸地域全体の発展を図るために設立された「瀬戸内・海の路ネットワーク推進協議会」が設立20周年の記念の年を迎えました。講演会に引き続き行われた「首長サミット」では、海路を活用した防災ネットワーク機能の強化や連携を深めるための観光振興について意見を交わしました。

 「おいでませ！山口国体・山口大会」に関わった選手並びに関係者、さらに大会運営にご協力いただいた多くの市民ボランティアの皆さんが一堂に会し、大成功に終わった両大会の報告会を行いました。大会終了後、およそ1カ月が経とうとしていますが、皆さんと共有した大切な経験、喜びは忘れることができません。

「ひかりふるさとまつり」と併せて行われた「青果物品評会表彰式」では、受賞のきっかけとなった形や色合いも見事な野菜が展示されていました。どれも皆見た目以上においしそうなものばかりでした。生産者の皆さんのご苦労に敬意を表したいと思います。

 地域医療を担う自治体病院の開設者や管理者等の関係者が参加して、「自治体病院全国大会」が開催されました。大会では、今後の地域医療はどうあるべきかをテーマに、学識経験者や総合病院院長のリーダーシップに関する講演の後、活発な意見交換を行いました。また、病院経営の健全性が確保されるなどにより「自治体立優良病院表彰」を受賞された病院の取組みについての事例発表を聴講しました。

 浅江公民館が優良公民館として、昭和57年の受賞に続き2回目の文部科学大臣表彰を受賞されました。これは、最初の受賞から29年間の長きに渡り、その活動を継続するだけでなく、さらに進展させた成果が認められたのだと感じています。地域の皆さんの不断のご努力に敬意を表します。

 県内13市長による「山口県市長会議」が開催され、各市から、山口県地域防災計画の被害想定見直しに伴う沿岸防災対策の推進についてなど14議題が提出され、国や県に対して要望していくことを確認しました。今後も市長会を通じて、国や県に対し積極的に働きかけをしていきます。

 全国的に取組みが広がっている「小さな親切」運動の光支部顧問を務める田村敏雄さんが「内閣官房長官賞」を受賞されました。光支部の設立当初から約31年間の長きに渡り、継続的かつ積極的に活動される中、10年間支部長を務めるなどのご功績が評価されました。おめでとうございます。

 市議会の12月定例会が開会し、一般会計等の補正予算や市長等の給与に関する条例改正、光広域水道企業団の解散について等の議案を提出しました。12月定例会は、一般質問や委員会審議を経て、12月21日まで22日間の会期で行われます。