緑のカーテン育て方

更新日:2020年03月02日

1 土作り

プランターの場合:肥料を腐葉土など有機物に富んだ培養土とよく混ぜます。
地植えの場合:肥料を施し、鍬やスコップで耕します。
基肥(窒素成分):アサガオ1平方メートルあたり10グラム、ゴーヤ1平方メートルあたり15~20グラム

2 苗を育てる

アサガオやゴーヤの種子は表皮が硬いため、そのまま蒔いたのでは水分がうまく吸えず、発芽不良となりますので、一昼夜水につけて吸水させてから蒔きましょう。
また、移植栽培する場合は、1ポットに3粒程度種子を蒔き、1センチメートル程度土をかぶせ、すぐにたっぷり水をかけます。

発芽して葉っぱが二枚ずつ出ている苗数本の写真

発芽後、子葉が開いたら、良い苗を残すように間引いて1本立ちにします。

3 苗の植え付け

子どもたちが白いプランターに手で苗を植えている写真

本葉が3~4枚になった頃定植します。

4 ネットを張ります

つるが伸びる前にネットと支柱を設置しておきます。つるが茂った状態で台風が来ると、かなりの風圧を受けるので、ネットや支柱の端は止め具などを使ってしっかり固定します。

4つ並べた白いプタンターの上にネットが張ってある写真

なお、アサガオはのネットは格子状のものがよいです。

5 ネットに誘引します

なるべく隙間を作らないよう、つるをほどいて隙間ができそうな部分に誘引してやります。

伸びてきた植物のつるをネットに誘引している男性の写真

つるは右巻き

アサガオのつるは右巻きです(下から見て)。つるをネットに誘引するときは、右巻きになるよう誘引します。

6 水遣りをします

生育初期は土表面が乾いたら、たっぷり水遣りをします。
つるが伸び始めてきたら、毎日水遣りをします。
つるが繁茂してきたら、夕方にも水遣りします。

ペットボトルからプランターに水やりをする3人の子供たちの写真

真夏の水遣り

真夏の日中では、葉がしおれてくると水をやりたくなりますが、日中に水遣りをすると、お湯に浸かった状態になり、かえって根を痛めます。気になる場合は、葉全体が濡れる程度に水遣りをします。

7 追肥します

基肥料の1/3程度をあげてください。アサガオは月に1回程度、ゴーヤは2週間に1回程度を目安に。

8 摘芯をお忘れなく

摘芯で摘んだ芽を手のひらに持っている写真

つるが1メートルくらいになったら、芽を摘みましょう。脇芽を生長させることで、葉をたくさん茂らせることができます。
また、ゴーヤなど実のなる植物の場合、葉を茂らせるために、最初のうちは花(蕾)実を摘みましょう。

9 害虫に注意

  • ダニ:晴天が続くときに発生することがあります。霧吹きなどで葉に水をかけると、ダニがつきにくくなります。
  • アブラムシ:発生したときには、その部分を摘み取ります。
  • ウリノメイガ:8月になると多発することがあります。

市民の方から緑のカーテンのゴーヤが弱っているとの情報がありました。よくみると害虫がぎっしりとついていました。市販の殺虫剤で対応しました。

ネットにつるを伸ばしたゴーヤの一部が弱って枯れている写真

右側が害虫により弱ったゴーヤ

10 愛情を注ぎましょう

植物の生長の要素は、「光」、「空気」、「水」、「肥料」、「温度」です。様子を観察して、適宜措置をする愛情が大切です。

この記事に関するお問い合わせ先

環境市民部 環境政策課 環境政策係
住所:〒743-8501 光市中央六丁目1番1号
電話番号:0833-72-1465

メールアドレス:kankyouseisaku@city.hikari.lg.jp

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