中山間地域の振興

更新日:2020年03月02日

中山間地域とは

 中山間地域は、一般的には「平野の周辺部から山間部に至るまとまった平坦な耕作が少ない地域(平成元年度農業白書)」とされています。

 平成18年3月に策定された山口県中山間地域振興ビジョンでは、中山間地域を「地域振興5法(山村振興法・過疎地域自立促進特別措置法・半島振興法・離島振興法・特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律)の適用地域」及び、昭和25年2月時点の旧市町村の区域で捉えた農林水産省の農業地域類型区分による山間農業地域、中間農業地域と定めています。

 なお、本市では、「山口県中山間地域づくりビジョン」に位置付けられている対象地域を基本に、人口減少率や高齢化率等の状況から、伊保木地区を独自に対象地域として加えています。

対象地域一覧

1 山口県中山間地域振興ビジョンに位置付けられた中山間地域

  1. 離島振興法の規定による離島振興対策実施地域:牛島地区
  2. 農林水産省の農業地域類型区分による中山間農業地域:岩田・三輪地区、束荷地区、塩田地区及び周防地区

2 人口減少率及び高齢化率等の状況から中山間地域と同等の状況と考えられる地域

    伊保木地区

 

中山間地域振興方針について

 中山間地域は、地域住民の「生活の場」であるとともに、「食の供給」や「水源の涵養」、「生物多様性の保全」などの多面的機能を有し、私たちの暮らしに多くの恵みを与えてくれますが、都市部よりも加速度的に人口減少、高齢化、過疎化が進むなど極めて厳しい状況下にあり、持続可能な地域社会の形成や生き生きと暮らせる生活環境の整備、地域産業の活性化対策などが重要な課題となっています。

 一方、近年では、都会にはない地方の魅力を求めて、都市圏から農山漁村に人が環流する「田園回帰」の兆しも見え始めており、中山間地域には地方創生の時代を拓く可能性が潜んでいると言えます。

 本市では、これまで、平成28年度を目標年次とする「光市中山間地域振興ビジョン」(以下「ビジョン」といいます。)に基づき、中山間地域振興にかかる取組みを進めてきました。ビジョンに掲げる振興の柱(地域コミュニティの活性化、農林水産業の振興など)を基本としながら、新たな視点(移住・定住の促進、地域間ネットワークの構築など)も加えた上で、引き続き、県や各地域、団体等との連携、協働のもと中山間地域の振興に関する新たな方針を示し、計画的な推進を図ろうとするものです。

 なお、平成29年度以降の新たな方針については、「第2次光市総合計画」の中に位置付けています。

計画書のダウンロード

    ※上記の方針は、第2次光市総合計画第8章の一部に記載されています。
       第2次光市総合計画の詳細は下記リンクをご参照ください。

参考(旧計画の概要)

  1. 計画名 光市中山間地域振興ビジョン
  2. 策定時期 平成21年3月
  3. 目標年次 平成28年度

計画書のダウンロード

この記事に関するお問い合わせ先

政策企画部 企画調整課 企画・マネジメント係
住所:〒743-8501 光市中央六丁目1番1号
電話番号:0833-72-1407

メールアドレス:kikaku@city.hikari.lg.jp

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