ここから本文です。
最終更新日:2011年7月25日
市では、毎年、県の天然記念物に指定されているクサフグ産卵地(室積半島鼓ヶ浦海岸)で、クサフグの産卵観察・監視活動を行っています。
平成23年度も、下記のとおり、産卵観察・監視活動を行いましたので、その結果について報告します。
|
産卵観察・監視日 |
産卵推定時刻 |
産卵開始時刻 |
クサフグ個体数 |
見学者 |
|
6月13日 (月) |
16:00 |
16:20 |
2,000 |
50 |
|
6月14日 (火) |
16:50 |
17:09 |
1,800 |
70 |
|
6月28日 (火) |
16:10 |
― |
― |
55 |
|
6月29日 (水) |
16:50 |
17:20 |
300 |
68 |
※平成22年度の産卵結果は、クサフグ個体数が9,000匹で、見学者数は189人でした。



●指定年月日 昭和44年2月4日
●場所 光市大字室積村字普賢山
クサフグは体長約15cmとトラフグ属の中では最も小形で、腹部は白いが背部は淡灰青色をし、淡黄色の小円点が多数ある。本州中部以南の沿岸に多く生息し、毒性が強いことでも知られている。このクサフグが毎年産卵のために、室積半島の南側沿岸、杵崎鼻から赤崎鼻にかけての海岸にやってくる。
産卵期は毎年5月中旬から7月上旬の間で、この時期にクサフグの産卵を観察できる。盛期は5月下旬から6月中旬で、産卵日は太陰暦の朔(さく)または望(ぼう)の1日ないし4日前である。産卵床となる海岸は水深20~40cmと浅く、産卵盛期になると礫石(れきせき)の間に魚の姿が認められるようになる。
産卵日には満潮時の2、3時間前に、メスが小石のすき間に卵を産みつけ、これにオスが放精して受精が行われる。このため産卵時には海面が精液で白く濁ってくる。産卵は日没前に止み、満潮と共にクサフグの群れは海中に消えていくが、卵は磯波で洗い流され、下層の砂利層の中に入り込んでいく。ここで適度な水分と太陽熱を得て、3、4日後には孵化し、大潮にのって沖へ泳ぎ出ていく。
お問い合わせ先
教育委員会文化・生涯学習課文化振興係
住所:光市光井九丁目18番3号
電話番号:0833-74-3607
メールアドレス:bunkashougai@edu.city.hikari.lg.jp