第2次光市総合計画

更新日:2022年09月27日

第2次光市総合計画とは

策定の趣旨

 平成16年10月4日、新「光市」が誕生してから10年余り。まちづくりの羅針盤としての役割を担ってきた第1次光市総合計画(平成19年度〔2007年度〕~平成28年度〔2016年度〕)を手に、市民とともに創り上げてきたまちは、大きく発展を遂げました。

 この間、「共創と協働で育む まちづくり」を基本理念に、合併で誕生した本市が未来へと力強く飛躍するための基礎体力を培うとともに、花開く市民力や地域力のもとで、「人と自然がきらめく 生活創造都市」への着実な歩みを進めてきました。

 しかし、我が国全体、とりわけ地方において深刻化する人口減少や少子高齢化、東京圏への人口の一極集中といった人口問題は、本市も例に漏れず、国の研究機関である国立社会保障・人口問題研究所の推計においても、今後ますます人口減少や少子高齢化が加速していくことが示されるなど、地域経済の縮小や地域活力の喪失が懸念されています。

 さらに、グローバル化する社会経済や、頻発する大規模な自然災害などを背景とする安全・安心意識の高まり、市民の価値観やライフスタイルの多様化など、地方自治を取り巻く環境は依然として激流の様相を呈しています。

 本総合計画は、このような社会経済情勢をはじめ、人口減少社会の中で想定される様々な課題を乗り越え、人口減少下においても、本市で暮らす全ての人々が心から幸せを実感できる、私たちが目指すべき理想の光市の姿、すなわち「ゆたかな社会」を実現していくために、「現在の時代」に為すべきまちづくりの基本的な考え方や取組みを示すもので、今後5年間のまちづくりの新たな羅針盤として策定するものです。

計画の役割

まちづくりの総合的な指針

 本市が定めるあらゆる個別計画の最上位に位置する計画として、将来を展望した総合的かつ計画的なまちづくりによって、本市が理想とする未来を切り拓くための指針とするものです。

未来を共有し、行動するための指針

 時代の潮流を的確に捉えつつ本市が理想とする未来の姿を、市民、地域、関係団体、事業所、行政など「チーム光市」が共有し、実現に向けた行動を起こすための協働の指針とするものです。

人口減少時代に臨む姿勢を明示

 多くの人に選択されるまちを目指すため、平成27年12月に策定した「光市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の趣旨や理念を踏まえ、人口減少時代に臨む本市の姿勢を示すとともに、国、県などと光市創生に向けた連携・調整を図る際の基本とするものです。

計画の期間と構成

1 新しいまちづくり計画

 従来の基本構想と基本計画を一体化させ、「新しいまちづくり計画」として策定します。「新しいまちづくり計画」では、長期未来展望で示す長期的な展望に基づき、中期・短期の施策を展開するための基本的な方針や重点戦略、政策分野別の計画などを定めます。

 なお、市民生活や経済活動の基盤として、まちづくりの重要な要素となる土地利用の基本的な方針については、「光市都市計画マスタープラン」において示す「将来都市構造」を、本総合計画における方針として位置付けます。

計画期間

平成29年度を初年度に、令和3年度までの5年間とします。

構成
  1. 序論(第1章~第3章):本総合計画の趣旨や計画策定の背景、概ね20年後の人口やまちの姿に関する長期未来展望や目指す将来像などを示します。
  2. 総論部(第4章):まちづくりの基本姿勢や政策の体系、代表的な目標値である「ゆたかさ指標」など、5年間のまちづくりの基本的な考え方を示します。
  3. 戦略部(第5章):目指す将来像の実現に向けて取り組む政策のうち、特に計画期間内に重点的かつ戦略的に取り組む7つのプロジェクトを示します。
  4. 各論部(第6章):政策の体系に沿って、基本目標を達成するための政策分野ごとの基本方針や主要な事業例、成果指標などを示します。
  5. その他(第7章、第8章):計画の実効性を確保するための「財政計画」や地域別の振興方向をまとめた「地域別整備計画(中山間地域振興方針を含む)」を示します。

2 行動計画

「新しいまちづくり計画」で示した施策展開の方向に沿って、具体的に取り組む事業の内容を短期間の計画として定めます。

計画期間

3年スパンの短期間の計画とし、ローリング方式により毎年度見直します。

総合計画の周知・啓発について

「総合計画」の周知・啓発の一環として、本市の目指すまちの姿や、まちづくりの方向性を多くの市民の皆様と共有することを目的に、計画書類のダウンロード環境の整備などの取組みを行っています。

計画書などのダウンロード

第2次光市総合計画

第2次光市総合計画 概要版

第2次光市総合計画 マンガ概要版

マンガ概要版の制作にあたっては、「徳山大学知財開発コース(外部サイトへリンク)」の学生の皆さんにご協力をいただきました

第2次光市総合計画 行動計画

その他の周知・啓発活動

総合計画の進捗評価について

 第2次光市総合計画では、計画期間に達成する様々な数値目標を掲げています。総合計画の分野別計画の各政策に掲げる「成果指標」の進捗状況を明らかにし、「成果指標」及び「政策」の評価方法のひとつとして、客観的評価を行い、総合計画評価書としてまとめています。また、総合計画評価書では、「光市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の進捗状況も明らかにしており、総合計画と総合戦略の評価・検証を一元的に行います。

この記事に関するお問い合わせ先

政策企画部 企画調整課 企画・マネジメント係
住所:〒743-8501 光市中央六丁目1番1号
電話番号:0833-72-1407

メールアドレス:kikaku@city.hikari.lg.jp

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